4月21日のブログで少し書きましたが、今年もみどりくんの生育調査を行っています。
農大、全国土の会の後藤先生に協力して頂き、3種類のたい肥や肥料の調査になっています。
この調査において、日立マクセル株式会社様が開発した「ライススキャン」という新しい機器を、
富士平工業(株)様を通してお借りすることになりました。
なお、この機器は発売前とのことで弊社が借りている物も、プロト版です。
こちらがライススキャンという機器になります。
何をする機器かといいますと、今回の調査の項目の一つである葉色を計測するものです。
本来、農家は葉色板(これも今回お世話になっている富士平工業様の製品です)と言われる板を使って葉色を診断します(慣れてくると感覚でわかったりします)
しかし、この葉色板でも感覚でもその日の天気など(主に光量)によってその見え方は違ってきてしまいます。
この葉色診断は主に穂肥の時にやるものですが、葉色が4なのか、5なのか見え方によって変わってしまっては穂肥の量にも影響します。
それが、このライススキャンを使うと正確に葉色を例えば4.3とか測定してくれます.
測定はこのように機器に葉を挟み測定します。
スマートフォンにアプリをインストールしてスマホとライススキャンを連動させて使います。
計測するとこのようにスマホの画面に表示してくれます。
今回の調査は肥効の違いを探るのも一つの目的です。
正確に葉色を測定できたら、興味深い結果につながると思っています。
また調査のことなど、追って紹介していけたらと思います。
今回、この調査を行うにあたり、農大、全国土の会の後藤先生、日立マクセル株式会社様、富士平工業(株)様にご協力頂きまして、大変ありがとうございます。